アニメ「この会社に好きな人がいます。」の感想

社内恋愛のリアルを描くアニメ「この会社に好きな人がいます。」のネタバレなし感想。秘密の関係、共感できる恋愛模様、魅力的なキャラを紹介。

概要

アニメ「この会社に好きな人がいます。」は、榎本あかまる先生による漫画を原作とした、2025年1月から3月まで放送されたテレビアニメです。

物語の舞台は、お菓子メーカーの「ツダ製菓」。経理部に勤める真面目な立石真直(たていし まっすぐ)と、企画部で働く勝気な三ツ谷結衣(みつや ゆい)は、社内では「犬猿の仲」として知られていますが、実は周囲に秘密で付き合っている恋人同士。本作は、そんな二人の秘密の社内恋愛を描いたラブコメです。

主な登場人物

  • 立石 真直 (CV: 山下誠一郎)
    • ツダ製菓の経理部に所属する、真面目な性格の男性です。
  • 三ツ谷 結衣(みつや ゆい) (CV: 宮本侑芽)
    • 立石と同じ会社の企画部に勤める、勝気な性格の女性です。
  • 早川 静乃(はやかわ しずの) (CV: 伊藤静)
    • 立石と三ツ谷の先輩。二人の関係にいち早く気づき、良き相談相手となります。
  • 染井 恵介(そめい けいすけ) (CV: 土田玲央)
    • 立石と三ツ谷の後輩です。
  • 森園 まりあ(もりぞの まりあ) (CV: 大地葉)
    • 立石と三ツ谷の同期で、システム部に所属しています。

作品の特徴

本作の最大の特徴は、**「付き合っているところから始まる物語」**である点です。甘酸っぱい学生の恋物語とは一線を画し、恋人同士の日常や、社内恋愛ならではの葛藤を面白く描いています。

評価点

社会人なら共感!リアルな恋愛模様

仕事の責任や人間関係の中で育まれる恋愛が、本作では丁寧に描かれています。例えば、商品開発や資格取得といった目標に向かって、お互いに切磋琢磨し、支え合う姿は、非常に良い場面でした。また、同僚たちとの野球観戦やバーベキューといったイベントを通して、徐々に人間関係が深まっていく様子も面白いです。

ドキドキの秘密の関係と、頼れる先輩の存在

社内では犬猿の仲を演じながら、裏ではラブラブというギャップが、本作の大きな魅力です。いつバレるか分からないスリルと、隠しているからこそ難しい二人の関係に引き込まれます。

魅力的なキャラクターたちが織りなす、もう一つの恋

主人公カップルはもちろん、脇を固めるキャラクターも個性的で魅力的です。

特に、年上の女性上司の早川と年下の男性社員の染井のカップルのエピソードは、物語に厚みを持たせています。共通の趣味である好きなバンドのライブを見に行くエピソードをきっかけに距離を縮める二人。しかし、年齢差を気にした上司が、毎朝一緒に過ごしていたカフェの時間をやめようと距離を置いたことで、逆に関係が深まっていくという展開は、見ていて応援したくなります。

賛否両論点

一部、大人向けの描写

社会人の恋愛を描いているため、一部に性的な描写が含まれます。この点は、視聴者によって好みが分かれるかもしれません。家族での視聴には注意が必要です。

問題点

原作のネタバレに注意

原作漫画はすでに完結しているため、うっかり表紙などを見てしまうと、先の展開が分かってしまう可能性があります。アニメから入った人は、情報を入れずに視聴することをおすすめします。私はそれで少し失敗しました。

総評

「この会社に好きな人がいます。」は、甘いだけではない、社会人のリアルな恋愛模様を描いた傑作です。

秘密の社内恋愛のスリルと、仕事を通じて育まれる絆、そして二つの異なるカップルが織りなす恋模様が、バランス良く描かれています。また、同僚たちの存在が、物語に温かみとリアリティを加えており、単なるラブコメディに留まらない、人間ドラマとしての見応えも十分です。

この会社に好きな人がいます(1) (モーニングKC)
講談社(2019-07-23T00:00:01Z)
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